2級

解説

この問題の結果はどうでしたか?最初の問題と同じく駒が10個配置されたポジションであるにも関わらず、これは正解できた人が多かったのではないでしょうか?

2番目の問題がなぜ最初の問題より簡単かというと、キングサイドキャスリングをパターン認識として利用できたからです。白も黒もそれぞれ O-O を実行して、他の駒は存在しないというポジションですから、2つの要素だけを覚えておけばいいということになります。

これはかなり極端な例ですが、最初の問題の駒の配置は実際のゲームでは起こり得ないランダムな配置のもので、2番目の問題に関しては実際によく起こる駒の配置でした。ちなみに、ランダムな配置の記憶能力はグランドマスターと素人でも有意な差はつかず、重要なのはパターン認識能力だというのが定説です。

これはデ・フロートのチェス記憶実験の結果による主張ですが、興味がある人は以下も読んでみてください。