5級

解説

4分割したボードはすべて自己相似形、つまり同様の構造をしているわけですから、同じ理屈でアンカーポイントを作ります。

ボード全体の4隅のマスと中央のマスのいずれかが対となるという規則性にも着目してください。例えば今回例示した左上の部分だと a8 と d5 は対になっています。

ここまでアンカーポイントを作ってしまえば実践投入できます。

この方法の最大の利点は、すべてのマスがアンカーポイントに隣接している(またはアンカーそのものである)という点です。

例えば相手が 1...Nf6 と指してきたとします。f6 を認識する手順は、例えば以下のようになります。

ステップ1: エリアを特定f6 をピンポイントにイメージできなくても右上のエリア (e5–h8) に包含されていること自体はすぐに判別できるはずです。

ステップ2: 使用するアンカーポイントの決定このエリアのアンカーポイントは e5, h5, e8, h8 の4つです。ファイルやランクから一番近いアンカーポイントを探します。この場合は e5 を利用できそうだとすぐにわかります。

ステップ3: 相対位置の確認f6 は e5 から右に1、上に1なので、斜め右上と認識します。

このように、「f列は…6段目は…」とボード全体から座標イメージを構築するのではなく、「右上のエリア、e5の右上」と相対位置で認識することで、脳の負荷を下げ、効率よく盤面把握ができます。


チャレンジしてみよう